寺院案内

現在の本堂は、平成6年に火災により焼失したものに代わり、
平成10年10月に檀信徒の皆様のお力添えにより再建された
ものです。
行基作といわれる立像の薬師如来像がご本尊として
祀られております。

本堂再建の後、平成12年に建築された薬師堂であり、
現在は客殿として使用されています。
法事後の食事処として檀信徒の皆様に利用して
頂いている他、茶室として風情を楽しむこともできます。

墓地とは死後の魂が永遠に眠る場所であり、生前よりも
ずっと永い時を過ごす場所です。
だからこそご自分の家を創るように大切にして頂きたいと
考えます。

報恩寺の墓地は、見晴らし陽当たり良好。
一区画(6尺×9尺＝1.82m×2.73m)を10〜25万円で
永代使用権を分譲しており、大変お求め易く
ご好評を頂いております。

この地に集う安心と、先人を敬う優しい心。
自然豊かな報恩寺で心の息吹くご供養をどうぞ。

以前は墓地横の山の中腹にあった社を妙光庵建築の際に
現在の位置に移築しました。
戦中には戦勝祈願、現在では家内安全・交通安全の
鎮守として祀られています。

報恩寺のある山形町には「御所の入(ごしょのいり)」と
呼ばれる地域があります。
その中の杉木立に囲まれた奥深くに、八幡大神の石宮を
挟んで二基の五輪塔が立っています。この地域では最も
大きな五輪塔であり、凝灰岩で出来ています。
造立年代は記銘がなく不明ですが、
石質や笠の反り具合、 重厚感のある全体の感じから、
鎌倉時代のものと思われます。